#author("2023-05-29T10:18:37+09:00","default:yoshi","yoshi") #author("2023-05-30T17:16:02+09:00","default:yoshi","yoshi") [[Soft X-ray Diffraction]] [[FrontPage]] [[ObsoleteExperiment]] #contents **試料搬送 [#wfaf681c] -SPEC上で「''move_transfer_pos''」コマンドを入力。~ move_transfer_posコマンドはゴニオの取り外しなどで変わります。~ 本体は「/usr/local/lib/spec.d/macros_for_BL17SU/sampletrance.mac」にあるので書き換えるとよい。~ ゴニオを取り外したときは気をつけて搬送すること。 -試料をゴニオ近くまで持っていく。 -水平、垂直をビューポートで確認しながら、ゴニオに取り付けられそうだったら試してみる。 -だめだったら、ゴニオのX,Zの位置を調整して取り付けられる位置に調整する。 -無理やりに搬送をしないこと。Azimuthが狂ってしまうとどうにもならなくなります。 **実験中 [#c210d72e] -ビューポートは黒いゴムをはさんでから、アルミホイルで覆う。 --アルミホイルで覆うだけでは意味がなく、フランジの首のところにも気を付けて覆うこと。 -th, tth 共に「大きい角度→小さい角度」でスキャンすること。 -「''uan 0 0''」でおおよそ、検出器直入射(2θ=0)、試料光と平行(θ=0)となる。 --このときが一番大きく2θ,θをまわすことになるので、ケーブルが引っかかってしまわないように注意すること。 --パルスモーター駆動は意外なほど力があるので、ケーブルを切ってしまったり、コネクタを破壊してしまうことがある。 -θを固定して2θだけを動かしたいときは以下を使う。 --スキャンのとき''bl17su_2th'' --目的地に移動したいとき''bl17su_umv2th'' -試料電流による吸収XAS(TEY)を計るときは、ゴニオ取り付けフランジ上面のBNCコネクタにケーブルを接続する。 --XASを計るときは全ての電流計のAutoRangeを解除しておく。(VFはオートレンジを判断できないため) --温度は計っていても問題ないが、ヒーターは温度コントローラーに接続されていてもXASが計れなくなるので、忘れずにはずす。 --BLの吸収測定プログラムを使用する場合はVFシグナルのチャンネルアサインに気をつけること。~ 普通は''E1b_01:Photodiode(PD)''、''E1b_02:ミラーカレント(MC)''、''E1b_03:サンプルドレイン(SC)''になっている。 --回折装置と発光装置の間のVFコンバーター、スイッチャーも確認すること。~ 回折装置で使用しているVFコンバーターと極性は以下のとおり |スイッチャー|PD|MC|SC| |B|CH1|CH7|CH3| ||Reverse|Reverse|Reverse| ※MC:CH7はBLではCH2として認識される。(VFコンバーターのch2が壊れているため) -試料トランスファーなどで窓を開けた場合は、''Detector用のピコアンメーターをLocalにしておく''と、Detectorのベースラインの減衰が早く収まるようだ。 **試料冷却関係 [#rce0eaba] -液体ヘリウム用トランスファーチューブは固体PESから借りる。 --勝手に借りないこと。ちゃんとPESグループの許可を得てから。 -スクロールポンプの引き口についている圧力計はHX-PESグループのものです。 -Heを流し始めてから温度が下がり始めるまでの時間はおおよそ20分。