MacOS kterm etc.

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*ktermのinstall to Mac OSX 10.6 snow leopard [#xd7ebeb5]
-finkから導入する
— sudo fink install kterm
— sourceを展開して,./bootrapを実行,あとはdefault

*ktermのinstall to Mac OS X 10.5 leopard [#v43e17ff]

– Mac OS X LeopardのX11もversionが10.5.2になって、随分と不具合が修正されてきました.が、だまっていてもktermはinstallされないので、思い立ってktermのインストールを試みてみた.

— 結論から言うと、少し”はまった”が無事にインストールできました.(^^;

– 1. kterm-6.2.0.tar.gzを取得する
ftp://ftp.x.org/contrib/applications/kterm-6.2.0.tar.gz

– 2. ソースコードを展開
tar zxvf kterm-6.2.0.tar.gz

– 3. shellのpathに/usr/X11/binを通しておく.
bashなら: export PATH=${PATH}:/usr/X11/bin

– 4. ktermのソースコードのtop directoryに入り
xmkmf -aを実行.なにごともなく完了

– 5. makeする
–大量のwarningとともにしばらく進むが,main.cでError終了する
なので、とりあえず make -iでコンパイルできるものはコンパイルしてしまう
と、どうやらErrorがあるのはmain.cだけのようだ

– 6. main.cのコンパイルエラーを見ると、エラーは2892,2898行にあるようだ
なのでソースコードを見る.すると以下のようになっている

kterm.inst2.png

— どうやら、setpgrpかsetpgid関数のどちらかを使う処理のようだが,その判定が間違っているようだ.
— ifdefマクロで対処できるかと思ったので、__osf__をMakefile内に定義してコンパイルしてみたのだが,別のエラーが発生してしまい、泥沼になりそうだったので,この部分だけ以下のようにソースコードを書き換えて対処した.

kterm.inst1.png

– とどのつまり、setpgidを使用するようにしただけである.

– makeし直したら,warningは大量に発生するものの、あっさりコンパイル完了.そのディレクトリにできたktermを起動したら( ./kterm ) あっさり起動した (Good!)

– 7. ということで、official(?) directoryにインストールする
sudo make install
sudo make install.man

– 8. 無事にktermのインストールが完了
必要であれば,自分のhome directoryに.Xresourcesファイルを作成し、カスタマイズする.当方はこのような設定をした

kterm.inst3.png

– 9. 追記
— 目についた不具合
–1. 「最近使った項目」のアプリケーション欄にX11がリストされない
–2. keymapがいまだにUS layoutのまま固定…
–(Australian layoutにしてもShift+’2’で’@’が入力されない…)
と思っていたら、起動時のキーボードレイアウトのようである.起動後はメニューでキーボードレイアウトを変更してもそれが入力に反映されないようだ.ま、これは起動時に気をつければいいことだからそれほど問題にはならないかもしれないなとも思ったり.

— 参考
http://www006.upp.so-net.ne.jp/mnak/computer/macosx.html#japanese
Posted by wagaya at February 22, 2008 11:34 PM

– Macのファイルのコピー
cp -Rf フォルダ1 フォルダ2
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